2003年11月21日

あなたのウェイト量は
本当に大丈夫ですか?


なんで私は水中をスイスイ泳げないんだろうとお悩みのみなさん、
ウェイト量の調整はキチンとされていますか?

これからダイビングを始める方々には分かりにくいかもしれませんので
チョット補足を。。。

ダイバーはスーツを着て、器材を背負うと浮いてしまいます。
この浮く力(浮力)は腰に鉛の「おもり」(=ウェイト)を付けること
により相殺し、水中に入る(潜降)を可能にします。

このウェイトがあるからこそ、楽しい水中世界へお邪魔させて
頂くことができるのです。

ところが、このウェイトをどのぐらいの重さのものを付けるか
というのが結構難しいんです。

軽すぎると「水中に入る」(=潜降)ができないですし、
重すぎると、このHPで有名な
水中ブルドーザー(水中を
自由自在に泳ぐのではなく、水底を蹴っ飛ばしながら
突き進む可哀想なダイバーのこと)になってしまいます。


マニュアルには「普通に呼吸して目の位置まで。。。うんぬん。」と
書いてあります。

しかし、これだけのノウハウでは実際にお客さんにラクに
水中世界を堪能して頂くことは不可能でして。。。
本当の
一流と言われるプロショップでしたら、それなりの
門外不出の秘伝のテクニックがあると思います。(笑)

先日、都心のあるお店から「チャンとダイビングがしたい」と
依頼を受け、早速、プールで補講をしてきました。

「それちゃうちゃう!!」 とか、
「うっそ、そんなの売ってるの? Σ( ̄□ ̄|||) 」とか、
まぁ。。。いろいろとありましたが。。。(^^;
オイトイテ。。。m(_ _)m

一番驚いたのはこのウェイト量の調節の仕方。
何でも、2kg単位で調節をされてたとか。。。(^^;
そのお店の、あるインストラクターからアドバイスを受けて
調節をされてたそうです。Σ( ̄□ ̄|||)

あまりにものショックに、思わず私の所属する指導団体に
電話して確認してしまいました。(笑)

指導団体の人も、「それ、何かの間違いでしょう。」とのこと。

もしも2kg単位でしかウェイト調整をさせてくれない
インストラクターからアドバイスを受けたら、すぐに別の
スタッフに相談してみて下さい。
それでも誠意ある回答がもらえなかったら、指導団体に電話してみて
下さい。

そして、自分が間違いを教えられたと悟って下さい。

そんな調整の仕方では、かなりの遠回りをすることになります。

ダイビングは水中でリラックスできてこそナンボの
遊びです。

そんな遠回りにお金を無駄遣いする必要はありません。

一般的にウェイトは 1kg、1.5kg、2kgの
ものがあります。

4.5kgが適正なウェイト量だとしたら、左右のどちらかに
1kgと1.5kg、その反対側に2kgを付ければ合計が
4.5kgとなります。

片方の合計が2.5kgになり、その反対側が2kgに
なります。

左右のバランスにズレがありますから、ベルトの位置で
バランスを取ります。

この先は私や私の店のイントラの推察ですが、この手抜き
ウェイト量調整をするイントラは、このバランスを一人一人の
お客さんに調節してもらうようにアドバイスするのが
面倒なので、常に左右均等になるように、偶数の重さで
調節させているのではないかと疑っています。

例えば、初めに6kg付けていたとします。
左に3kg、右に3kgとなり、左右のバランスを取る必要性
アドバイスする必要性は全くありません。

もう少し減らしたい場合、5.5kg、もしくは5kgと
なります。
例えば、5.5kgだと、左に2.5kg、右に2kgとなり、
その差0.5kgの違いをベルトを付ける位置を調整することで
補正しなくてはいけません。

5kgももちろん、同じことです。

このバランスを取るためのアドバイスというのが面倒なのではと
疑っています。。。(;¬_¬)


このコメントを読んで、「自分もだ!」と思ったイントラさん、
あなたに少しでも良心というものが残っているのでしたら
まずは何が正しいのかを考えてみて下さい。

もしも、万が一、お店からそのようなことを指示されてたとしたら
そんなお店はサッサと辞めてしまうことをお奨めします。

実力さえあれば、この業界ではいくらでも就職先はあります。
実力が足りないなら、もっと勉強しましょう。

軽すぎるからと言って、一度に2kgも足した場合、一歩間違えば
水中落下を起こし、耳を壊す危険性もあります。

私も同じことをされてるというダイバーの方がおられましたら
ご相談に乗らせて頂きますので、掲示板にでも書き込んで下さい。

くれぐれもお店の実名は出さないで下さいね。
誹謗中傷の嵐のような場にはしたくないのでご協力を
お願いします。


ちなみに、その「チャンとダイビングがしたい」というダイバーの方は
チャンとチャンと正しいダイビングができるように
なりました。(^o^)

これからダイビングを始めるみなさん、チャンとダイビングができるような
お店を選ぶのは不可欠です。
お店選びに妥協はしないで下さいね。

チャンとダイビングがしたいというダイバーの方、今からでも遅くは
ありません。
チャンとしたスタッフ、チャンとしたお店を探しましょう。

良心的なお店さんでしたら、悩みは受け止めてくれると思います。
世の中、全てのインストラクター&お店がこんなアホではありません。

夢と希望は捨てないで下さいね。



2003年10月28日

一流メーカーと三流メーカー
アフターフォローの違い。。。┓(´_`)┏



先日、あるダイバーの方からダイブコンピューターの
バッテリー交換を依頼されました。

三流メーカーであるが故に、酷い対応。┓(´_`)┏

そして、一流メーカーの見事な対応とを比較させ、
本当に買うべきはどういうメーカーなのか
一緒に考えてみましょう。

今年の夏、あるダイバーの方(Aさん)から某メーカー(B社)の
ダイブコンピューターのバッテリー交換の依頼を受けました。

梱包してメーカーへ。
無事にバッテリー交換も終わり、Aさんの手元に戻りました。

酷い話はそれから。。。

9月になって、そのAさんが私のお店に遊びにきました。
「ケラマへ行ってきました〜♪」
「良かったね。(^o^) 」 なんて言葉を交わしていると。。。
「実は。。。(^^; 」とのお話し。

ナント、バッテリー交換したばかりのダイブコンピューターから
バッテリー切れの警告灯が出たとのこと!! Σ( ̄□ ̄|||)


その場でメーカーに電話してクレームを告げ、その日の宅急便で
メーカーに急送しました。

当然、バッテリー交換をして戻ってくると思っていたら。。。
「バッテリーも十分にあります。
お客さんの見間違いではありませんか?」とのこと。

他の一流メーカーC社の方に教えてもらったことですが、
ダイブコンピューターのバッテリーはチェッカーを使っても
電圧降下が一気にくるので、古いバッテリーかどうかはわからないのです。

おまけにこのメーカー、他のショップのイントラの方から
「あそこは古いバッテリーでバッテリー交換してきたことある。」との
話も入ってくるほどの三流メーカー。

正直、私自身、かなりのストレスになりました。
これだから。。。アホな三流メーカーとは付き合いたくないんです。本当。

もう、10年以上昔の話になりますが。。。
私が開業した当初、実はこのメーカーの商品も売ろうと
考えたこともありました。

営業の方とお話ししていて。。。
「組織コンパートメントは??」と聞くと、
「。。。。。」
「減圧モデルは???」と聞くと、
「。。。。。」
「あんた、何しに来たの?」と喉元まで出掛かって
いましたけれど(笑)、相手がオバちゃんだったこともあり
大人しくしていました。m(_ _)m

わからないならわからないなりに、調べてきなさい!と
言ってやりたかったんですけどね。(笑)

あれから10年。
あのコンピューターに無知なオバちゃんも出世して
「課長」だか
なんかになったみたいです。(笑)

こんな話、あまり耳にすることもないでしょうが。。。
こんなメーカーも世の中にはあり、そしてたくさんの人たちが
このダイブコンピューターを使っているという事実は
知っておいて頂いても損はないと思います。


正直、思い出しただけで腹が立ちます。。。ぼそっ。。。


こんな三流メーカーの話を出すと、器材メーカー全体の名誉に
傷が付きますので、次は一流メーカーのお話。(笑)

先週、プール講習が終わって一息ついているとウチのお客さん(Cさん)から
画像付きのメールが。。。

レギュレーターのホースに傷が付いているとのこと。。(^^;
週末から沖縄へ行くため、器材のパッキングをしていたら
気が付いたそうです。

携帯電話の添付画像ではよくわからないので、
慌てて電話しました。

やはり、Cさん、困っている様子。。。
お店は定休日だし。。。(^^;

私も気になったので、Cさん宅へ急行しました。

ホースを見させて頂くと。。。「う〜ん。。。微妙。。。」 というキズ。
手元に新品がなかったので、とりあえずの代替品としてレンタル器材に
付いているホースと交換させて頂きました。

とまぁ。。。ここまではウチの対応なんですけど、ココからが
さすがは一流メーカーとも思える対応。(^o^)

メーカーに電話して、上記の詳細をお話ししました。
「ひょっとして、こんなクレーム、また日本初ですか?」と聞くと。。。
苦笑いしながらも、「はい、そうです。m(_ _)m 」とのこと。

正直、キズはキズ。
「そりゃぁ。。。お客さんが悪いんでしょ。」と言われたら、それ以上は
何も言えません。。。┓(´_`)┏

でも、一流メーカーは違います。

「お客さんが納得してくれないでしょうから、新品を無償で送ります。」とのこと。

さきほど、お店に届き、今、目の前にあります。(笑)

やはり、一流メーカーは対応が違いますね。


その他にも一流メーカーの良い伝説(?)はたくさんあります。

排気バルブが塩カミしていて水没したのではと疑うドライスーツ。
無償でオーバーホールまでしてくれて、
「これで使ってみて下さい。 ウチが絶対に悪くないとも限りませんから。」とか。。。

初心者のダイバーがボートの淵にBCDのリングを引っ掛けて壊して
しまったのにも関わらず。。。お客さんが納得しないでしょうから
タダで直しますよ。。。とか。。。


書き出したら、キリがありません。


プロショップは何かあったときにそのアフターフォローが万全で
なければならないというのが私のポリシーです。

このアフターフォロー=付加価値があるからこそ、ディスカント屋より高いのを
承知でウチのお客さんは私の店で器材を買っていると思います。

でも、三流メーカーの場合、このアフターフォローが事実上、不可能に
近いのです。

所詮は三流ですから。。。


もしも、みなさんがディスカント屋さんでタタキ売りしている器材を見て、
「何で、自分のお店でこのメーカーの商品は売っていないんだろう。」と思ったら
このコメントを思い出して下さい。

メッシュバックが壊れても命に関わることはありませんが、
ダイビング器材は命に関わるものもたくさんあります。

アフターフォローという名において、お客さんを守りたくとも
守りきれない三流メーカーはこの世にたくさんあるのです。

そして、こういう三流メーカーのモノは「何かあったとき」に
自分に災いが襲い掛かってきます。

早く、三流メーカーがみんな潰れてしまうことを願っています。(苦笑)


追伸
どこが三流メーカーでどこが一流なのかという質問には
残念ながらお応えできません。
ごめんなさい。

営業妨害に繋がる恐れがあるのでご容赦下さい。m(_ _)m



2003年9月11日

体験ダイビング、天国と地獄 Σ( ̄□ ̄|||)


こんな題名を書くとまた「過激」と言われるかもしれませんが。。。
あえて承知で書かせて頂きました。m(_ _)m

今まで、私は個人的に体験ダイビングは
あまり賛成してきませんでした。

講習をチョットしただけで入る海。
そのストレスを考えるとあまり賛成できなかったのです。

でも、
天国の体験ダイビングの世界もありました。

先日、八丈島に行ったときのお話し。
私が世話になるお店お店長さんが
体験ダイビングをしていました。

初めて海の中に入った人の声。
「楽しかった〜!!! (^o^) 」

そのお店の店長さんとはその日が初対面。
お手並み拝見といったところだったのですが、
久しぶりにこれだけ腕の良いインストラクターに
出会えると気分が良くなります。

お客さんとの間合い、アイコンタクト(目で判断すること)
海の魅力を伝える姿勢。。。
どれをとっても第一級の腕前でした。(^o^) 

とても悲しいことですが、毎週末、海に行ってると
インストラクターのレベルの低さにうんざりします。

「おい、おい、殺すなよ!!!」 な〜んていうのは
序の口のこと。

何度も見てると、そんなことが当たり前になって
しまうのが怖いです。m(_ _)m

この日の八丈島は水温29度。
水着で潜っても、無我夢中の間なら寒くはないと思います。

「ネ。。。ダイビングって楽しいでしょ。。」とは
その店長さんのことば。

本当に恵まれたお客さんだなぁ。。。と思いました。

もちろん、その反対も多々あります。

先月末にツアーでご一緒した女性Yさんの言葉。

「友達が沖縄で体験ダイビングをやったそうなんですけど。。。」
イヤな予感が的中。

もう、二度と潜りたくないそうです。

離島の小さなお店に行ったそうなんですけど、
耳ヌキができないのに無理矢理水中へ押し込まれ、
「先へ行って良いよ」と放り出され。。。

そんなレベルでもそのお店の店長さんだと聞いて
またもや唖然。Σ( ̄□ ̄|||)

これから体験ダイビングをしようと思っているみなさん、
お店はよ〜く選んで行きましょうね。


2003年4月17日

「私達のお店も大賛成」に。。。

埼玉県熊谷市の
マリンボトルさんが加わって頂きました。(^o^) 
お店のHPの随所に悪徳ショップへの本音が書いてあり、
私自身が読ませて頂いても気分がよくなるHPです。

今、ご覧のみなさん、真実とは何かを
早く見極めて下さいネ。。。(^^;


2003年3月29日

ムカつく事故 ┓(´_`)┏

先週、東伊豆の某所へプライベートで潜りに行きました。
一本目のエキジット(海から出てくること)を終え、器材を
取り外そうとしていると、浜辺で人が騒いでいます。

レスキューコースのトレーニングかなと思いきや。。。
先輩が血相を変えて水中へ。!Σ( ̄□ ̄|||)

もちろん、私もそのあとを。。。(^^;

「後ろにも1人いる!!」との言葉を受け
私はもう1人の救助を手伝いました。

平日だったこともあり、周囲はプライベートで
潜りにきたと思われるイントラだらけ。

世の中、捨てたものではないなと思うほど
みんなで一致団結。(^o^)

事故者は二人。
1人は水中でエアー切れを起こしたダイバー。
もう1人はそのお客さんを助けようとして失敗。
他のお客さんに助けられたイントラ。

情けないなぁ。。。とは思いながらも緊急事態。
私なりには手伝いながらも暖かく見守っていました。

「他に責任者は?」と誰かが聞くと、「この人」とのこと。
周りにはたくさんの若い人たち。
なんと、17人。!Σ( ̄□ ̄|||)

私たちイントラはスーパーマンではありません。
目は二つしかないし、手も二本しかありません。

「オレなら17人見れる!!」というまともな神経のイントラがいたら
戸惑うことなくブン殴ってやりたいです。本当。

と。。。ココまでならよくある話。
認めたくはないけど、友達のイントラに話しても「またか。。。」で
終わってしまうのが現実です。

悲しいですけどね。

呆れ返ったはこのアト。

ワケあって、イントラの方が先に救急車へ。
ほとんど意識なし。。。というのもあったからなのですが。。。

エアー切れを起こした事故者のダイバーは
苦しそうにしながらも意識はかろうじてありました。

脳から血が沸騰しそうになったのはその翌日。

なんと。。。
二本足で歩いてる。!Σ( ̄□ ̄|||)

目の前に現れたときには、私も信じられなくて
目を疑ったほどでした。

おいおい。。。溺れて救急車で担ぎこまれた人間が
スグに退院して元気に歩き回るのかぁ。。。(;¬_¬)

肺水腫で大変なことになってるハズでしょ。

どうやら先輩は見抜いていたようでして。。。
「あいつ、死んだふりしてたんじゃないの?」との言葉。

1人にイントラが17人ものダイバーを引き連れていった段階で
我々からしてみたら人間性を疑われますからねぇ。。。(;¬_¬)

そう。。。つまり、この男、お客さんの命をほったらかして
自分がサッサッと救急車に乗っていったというワケ。

救急車はタクシーじゃないのよ。

そりゃねぇ。。。私も三途の河を渡りそうになったことは
ないですから、自分をあとにして下さいと
その場にならなければ、言えるかどうかはわかりませんよ。

「私をあとにして下さい。」と、言えるイントラで
ありたいですけどね。


でもねぇ。。。よくもまぁ。。。平気な顔で歩けるものだと
ある意味、感心しますね。

あんたはイラクへ行きなさい。
大統領になれるから。


正直、これを書いている今、かなり機嫌が悪くなっています。

犯人の実名、住所、電話番号まで全部知っています。
ネット上にバラまいてやろうかと何度考えたかわかりません。
かなりムカついています。本当。

思い出しただけでムカついてきます。本当。


でもですねぇ。。。このあとにもう一つお話があるんです。

ワケあって、この犯人の自宅に電話しました。
電話に出たのは奥さん。
そして、電話の向こうには子供の声。

つまり、イラクへ行けば大統領かなと思われる
この男。

実は所帯持ちだったのです。。。

よほどお金に困っていたんでしょうか。

でなければ、17人も連れて行かないでしょう。

私の店のスタッフに話したら。。。
「でも、事故を起こすようなことをしたらなおさら。。。」

そう、この言葉が正常な判断能力を備えた人間の言葉でしょう。

私はそこまでお金に困っていないです。
極貧生活ではありますけどね。(笑)

でも、転職することもできない年齢、
ダイビング以外になにもお金を稼ぐ能力がない。。。
家に帰れば、女房・子供を養わなければならない。。。

私はそんな苦境に立たされたことがないのでよくわかりません。

世の中。。。何かがおかしくなってきてるような気がします。


でもねぇ。。。そこまで恥をさらしておいて、
のこのこと人前に出れるほど私は人間が大きくないです。

その場で死んでも、私の生命保険でスタッフは10年食うに
困らないようにしてあるしね。本当。


ちなみにこの事故の被害者は学生さんだそうです。

このHPを読んだ学生さん。
あんまり安いものに手を出すと痛い目を見るのは自分ですよ。

世の中、そんなに甘くはないことを勉強してから
ダイビングを始めましょう。

そして、犯人の人。
世の中、なんでも隠し通せると思ったら甘いですよ。

イントラごっこはやめましょうね。